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ヘレン・ビアンチンHelen Bianchin

ヘレン・ビアンチン

1986年の日本デビュー以来、ハーレクイン・ロマンスの人気作家として長きにわたって作品を発表しつづけている。ロマンス小説界の最高峰RITA賞に二度もノミネートされた実力の持ち主。 ニュージーランド出身。幼いころから読書が好きで想像力豊かな女の子だった。21歳のとき、ワーキングホリデー制度を利用し、女友達と二人でオーストラリアへ。旅の第一歩、オーストラリアのメルボルンへ渡る船上では残念ながらロマンスにはめぐりあえなかったという。ヘレンいわく、“船酔いで4日もの間、船室に閉じこもりきりだったのよ”その後、車で友人と3カ月にもおよぶ大陸ドライブ旅行を決行。旅の最終目的地シドニーへの旅費を稼ぐため、ケアンズで働いていたとき、ついにヘレンに運命の出会いが訪れる。 ダニーロ・ビアンチン――イタリアからやってきたその青年こそが、彼女の未来の夫となる人物だった。彼の英語はお世辞にも流暢とはいえなかったうえ、ヘレンはイタリア語をまったく解さなかったにもかかわらず、二人は約半年後にゴールイン。たばこ農場共同経営者の妻となったヘレンは農場の労働者たちの食事の準備、家畜の世話、夫の所属するサッカーチームのユニフォームの洗濯等と忙しい日々を過ごす。ほどなく娘ルシアが誕生し、その3年後一家はヘレンの故郷ニュージーランドへ移り住んだ。そこで過ごした16年の間に二人の息子に恵まれる。イタリア人社会でのエピソードの数々を友人たちに話すうち、たばこ農場を舞台に魅力的なイタリア人男性を主人公にしたロマンス小説を書くことを思いついた。ダイニングテーブルでこつこつと書きためたこの作品は完成までに1年を要したが、満足な出来にはほど遠く、何度も書き直したすえ、ようやくロンドンにあるハーレクイン社のオフィスに送付した。幸運にも4カ月後、ぜひ契約したいという電報が届いたとのこと。 現在、オーストラリアはゴールドコーストに居を構え、執筆活動を続けている。愛読書はノーラ・ロバーツやリンダ・ハワードの作品。趣味はテニスに卓球、柔道と幅広い。映画を見ることも大好きで、人との交流も積極的に楽しんでいる。

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ほんとに、あれ、自分で紙に書くんのか?と思ってた。

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