大きな事件だとか、誰かの悪意で貶められるような展開はなく、安心して読める作品です。途中で今作の本筋とは直接関係のないエピソードも出てきますが、シリーズ物なので仕方ないですね。前後の作品を読んだことはないですが、これ単品でもじゅうぶん楽しめました。ヒロインの自己評価が低いせいで遠回りをするけど、お互いを思いやることのできる素敵なカップル。最期があっさりしていてちょっと物足りないので★４つで。

ハート5じゃ足りないくらいよかった！最初は苦手だと思ってた荻丸先生の絵柄ですが、今では味があると思えるようになりました。なによりもこの先生はストーリー運びが非常にうまくて、いつも感動します

その後が見たい！すごく見たい！！

自信たっぷりに言い切った「純潔の誓い」はどうしたんだｗｗｗ　「愛してる」ってセリフについてもそうだけど、せめて矛盾がないように纏めてほしい。ツッコミどころ満載ですね。

最初、絵が幼いな…と思ったのですが（特に冒頭のヒーローが車から降りてくるシーンはH/H共に等身がおかしくて笑ってしまった）、読んでいくうちにあまり気にならなくなりました。二人と、それからギャビーの傷ついた心が癒され、愛で結ばれていく過程は素敵でした。ツッコミどころはあるけど（赤ちゃんを野っ原で寝かせるとか）、頑ななヒロインの心を掴んだ最後の出来事は「ヒーロー」の名に恥じないかっこよさでした。

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冒頭の流れが荒削り過ぎる。原作もこうなのでしょうか。最初に「何なのこの暴走勘違いヒロイン…」と思ってしまったせいか、最後まで感情移入できずに終わってしまいました。くればやし先生の作品、好きだったんですが、最近ちょっとクオリティが…絵もストーリーも…

概ね好意的（？）な評価の並ぶ中ですが、私には今作は全くダメでした。ヒーローのしたことは許せるレベルを超えてる気が…。愛さえあれば、あばたもエクボってことなんでしょうか。

ヒーローは図体がでかいだけの子供。原作からしてこうだったんでしょうか…

言ってることとやってることが一貫してないし、ヒロインを侮辱し放題の上に反省も謝罪もうすっぺらーい。自分のやってることが絶対正しいんだというその考え方が一番いやでした。振り回されたヒロインが可哀想

みなさんおっしゃるように最後が駆け足。もうちょっとハッピーエンドの余韻を楽しみたかったな。今作のヒーローは「砂塵に散った恋」ヒーローの弟なんですね。シリーズとして出版されたものではなくても、関連作表記をしてもらえると読み手としてはありがたいなと思いました。

物語の時系列や流れがものすごくわかりづらい。冒頭の浮気騒動が起きてから2週間しか経っていないのに、「昔は…」とか回想されてもしっくりこない。夫婦になって何年も経ってるらしいのに妹がいままで姉夫婦の財政状況や自宅を知らなかったというのも謎。読んでると、なんだか何年も会ってない夫婦みたいでした。関係性や時系列が全体にちぐはぐで、作家さんは原作をちゃんと理解しているのか疑ってしまうレベルでした。

この作家さんは独特の作風で、好みが別れると思います。ヒロインのバストが妙に強調されていたり、シリアスな話でも必ずギャグ風味なシーンが混ざっていたりするので正統派HQとは言い難いのですが、私は結構好きです。

こいつぁ酷い。あまりに酷すぎて、こんなヒーローを愛し、なおかつ許してしまうヒロインまでがダメな女に見えてしまう…。

何がどうって言えないのだけど、二人のやり取りだとか、何を考えてるかわかりづらいヒーローがヒロインに時々見せる優しさみたいなものが妙にキュンキュンきました

中盤までは面白かったのに、最後、えっそれで解決しちゃうの…？と拍子抜け。なんだかなあ。

が。ヒロインを見世物にして侮辱したのは結局ヒーローだよね。ヒロインを軽く扱ったという事実は消えない。そこのところの反省が甘いので星一つ減らしました。

これは…原作が壊滅的につまらないのでしょうか…？いつも叫んでるか怒鳴ってるイメージのヒロイン、自分の過失がわかっていても最後の最後まで謝罪しない。傲慢さではどっちもどっち、割れ鍋に綴じ蓋なお似合いの二人ですね。作画は好き好きがあるだろうけど丁寧で読みやすいので、ハートを一つおまけして合計２。

家族の絆や心の再生もの。お話は嫌いじゃないんだけど、絵がちょっと好みに合いませんでした。特に目がいつも眠そうです…。

このお話は少し散文的で、登場人物の行動やセリフが流れるように過ぎていってしまい、登場人物（特に脇キャラ）の台詞や行動がいまいち飲み込みきれない部分がありました。何度も読めば飲み込みきれるのかな

絵も綺麗だし、ストーリーも定番ではあるけど悪くない。でも評価は普通にしました。場面の魅せ方というか、細かい演出が雑でお話の流れがぎこちなかったり繋ぎが微妙だったり、個々のエピソードの掘り下げが浅かったり、最後があっさり終わってしまったり。色んな事が少しずつ惜しい。HQに向いている作家さんだと思うので、今後に期待大です。

が全く感じられない。ヒーロー、10代の男の子かと思った…

ヒーローもヒロインも情熱型で怒涛の展開。「間」というものをあまり感じられなくてがちゃついた感じではありましたが、絵もストーリーも好きです。ただ、私は大人のしっとり感や静かな情熱が好きなのでこの評価に。★3.5です。

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悪くないんだけどすごくあっさり終わってしまった感じ

頑張ってる跡が見える、の、ですが…。力量ある作家さんだとは思います、ストーリーや構成は悪くなかったし画面の異様な密度さえ目をつぶれば読みやすかった。でも、どうしても絵柄がTLか少年漫画系。それもローティーン向けの。ヒーローもヒロインも、とてもじゃないけど大人の男女には程遠い…HQや大人向けの作品にある独特の色気が全く感じられない。キャラクターの表情や心理描写の表現方法もストレートすぎて深みを感じず、全体にティーン向けのように見えます。絵柄を除外した、ストーリーや構成に対して★３つです。

鉛筆で描かれてますよね？きちんと清書された部分とそうでない部分がはっきりわかります。効果なのかもしれませんが、雑なページがあると、これ未完成原稿？と思ってしまう。鉛筆画が嫌いなわけではないですが、画面には一定のクオリティを保って欲しいです。

１作目が一番面白かったかな。全てに共通することですが、パンチが足りない。悪役もしょぼいし、「傲慢」と評されるキャラもそれほど突き抜けてなくて、片田舎のラブストーリーを６作書きました、という感じで悪くはないんだけどぱっとしない。連作の根底となる設定を後へ後へ引っ張っているのですが、その謎も正直微妙だった…

絵も構成もちゃんとプロレベル。なのにどうしてこの著者さんの作品にどれも魅力を感じないのか自分でも不思議ですが…引き込まれるものを感じない。ときめかない。妙に芝居がかった表情や仕草が鼻につくのと、ヒーローの（というか男性キャラの）目が怖いのが要因かもしれません。正直脇キャラの祖母たちの方が自然な外見、仕草で好ましかったです。ヒーロー・ヒロインだけが、ドラマティックに見せるためかいちいち表情や動作が大げさすぎて、読んでる方は白けてしまうんですよね…