ダメでした。最後まで読めませんでした。ヒーロー・ヒロインともにキャラ立てが稚拙すぎて魅力を感じない。画力もお粗末。HQ特有のゴージャス感を出そうと努力しているのはわかるんですが、技術が追いつかないのかはたまた他の理由からか、どうにも空回っていて「10代前半の女の子の考えるゴージャス」を絵にして見せられた感じでした。

コメディというほど突き抜けてもなく、さりとて深みのある大人の恋愛でもなく…。いい歳した大人が初恋してはしゃいじゃったみたいな感じ。リアリティー無視の御伽噺としてなら楽しめました。

キャラの表情や動きがいちいちオーバーアクションなのが気になってしまう。あと個人的に、指先に全く色気を感じない。子供の手みたい。

原作を先に読みました。サスペンス要素がかなり強い作品なので、ロマンスと事件の二つを原作通りに描写しようとするとどうしてもページ数が足りませんね。そのせいかコミック版ではキャラクターの掘り下げや動機付けが弱くなってしまっていますが、原作小説ではきちんと描かれています。コミック版ではヒーロー弟の存在と、ヒロイン家の家政婦の謎の儀式(笑)ががカットされてしまったのが一番残念でした。

要点をきちんと押さえてうまくまとめてる。そして何よりヒーローもヒロインもセクシー！どちらも原作通りのイメージで大好きな作品です。岸本先生の絵のイメージで原作をもう一度読み返そうと思います。

気の強いヒロイン好きです。最初は世間知らずでワガママだけど、だんだん真実を知って大人になっていくのがよかったです。自分のついた嘘がもとでぺちゃんこになるほど傷ついてるし、ワガママのツケは充分払わされたんではないかと…ｗ　ヒーローは最初からずっと誠実で一途で、よかったです。

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他の方のレビューにもありますが、ヒーローは、いくら事情があったとはいえヒロインが一番つらい時に支えず、何年も経ってから急に人目につくところでばかりアプローチしようとする。入院中にはダメでも、退院してリハビリしてた時に連絡とろうとはしなかったの？電話の一本、手紙の一つも書こうとしなかったの？３年間も一切接触しなければ、そりゃ誤解されたってしょうがない。実は経済的にずっと陰ながら支えてたってわけでもなさそうだし、意図せずにとは言えヒロインにしてしまった仕打ちを心から謝ろうという気もないみたいだし、自己中心的な人だなという印象。場の空気に流されがちなヒロインもあまり好きになれなかったので低評価です。

激しい。いい歳した大人が初対面からあんなにキーキーいがみ合えるものなのか…。外人さんは情熱的？ですね。

急に頭や顔が長くなったりバランス崩れたり…なんだか読んでいて不安になる絵。ヒーローのかりあげ？みたいな髪型もいまいち好きになれませんでした。ストーリーやキャラクターも、なんていうか全員エキセントリック。凡人の私にはついていけませんでした。

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ジジがいい味出してる！墜落事故は往々にして悲惨なもの、そんな目にあって記憶を失っても、ヒロインとの写真ひとつを心の支えに…というのがツボに入りました。

話の筋立て自体はとてもいいんですが…他の方のレビュー通り、絵や魅せ方の問題で切なさや辛さ、相手への愛しさが伝わってこないので「感動」まで行きつけない。どうでもいいことなのですが、この作品と、作家さんのもう一つの著書「嫌われ者、故郷へ帰る」の表紙の構図やキャラ造形がほぼ一緒なのが、この作家さんの力量を示しているようにも感じます。

絵も綺麗だし魅せ方も上手かった。ただ惜しむらくは、中東？のお話なのに民族衣装があまり出て来なかったこと。絵の素敵な作家さんなので、H/Hの盛装ももっとたくさん見たかった！

いつも絵のきれいな作家さんだと思うのですが、何だか今作は色々荒い。丁寧さがあまり感じられませんでした。お話の方は、学芸会？と思うような微妙な運び方で、リアリティが少しも感じられませんでした。

全てにおいて雑な感じが…。絵もストーリーも…。

テンション高っｗ　富豪のくせに逃げるだけでボディーガードもいないし警備員も雇わないのかとか母親との確執は放置？とか他にも突っ込みどころありすぎなんですが、このコメディなのかそうでないのかよくわからない妙なテンションに引きずられて一気に読んでしまいました。サスペンス要素もある割と重い話のはずなのに、ちっとも重さを感じないという謎の作品。

HQは大人の女性のための読み物です。「どーゆー」とか「どーして」とか「そーよね」とか、ティーン向け作品のような言葉遣いは似合わないと思うのですが…。1，2箇所ならアクセントとして良いのですが、全編に渡ってこの手のセリフやモノローグが全部だらしない。ヒーローはともかく、銀行の副頭取にまで上り詰めたキャリアウーマンが子供のような言葉遣いというのはどうなんでしょう。ストーリー自体は嫌いではなかったので残念です。

テンション高っ！面白かったです

一途な男はいいですね。ごろぞう暮らしさんのレビューを見て原作も読んでみたくなりました。

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最後の最後で誤植。大切なセリフが誤植だとちょっと萎えてしまいます。尾方先生の作品は大好きなんですが、今作はあまり好きになれなかったです。嫌がるヒロインに…ってのはかなりイヤ。

半開きの口元とぼんやりした目の表情が多くて覇気が感じられず、H/Hともに魅力を感じなかった。

ヒロインが全然魅力的に見えなかったのですが…。磨いたら美人という設定なら、もう少しヒロインを美しく描いて欲しかったです。

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まゆげが気になった。まゆげ…

行動には必ず理由があるはずで、その理由を丁寧に描いていないからか各キャラクターの行動がどれもこれも突飛に見えてしっくりこない。ヒーロー＆ヒロイン然り、ヒロインの家族然り。迫力を出そうとしてなのかわかりませんが、やたら集中線ばかりで読んでいて疲れます。最後の方は作画的にも息切れしてしまったのか雑な仕上がりだし、コピペ絵に気がついてしまうと物語への集中が途切れてしまうので嫌です。

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ヒーローとヒロインの丁々発止、知恵比べをしながらお互いを知っていくさまがとても面白い。メインの二人だけでなく、その周りの色恋沙汰がストーリーにしっかり絡んできて中だるみなく読み切りました。傲慢+めろめろヒーロー好きなのでそこも高ポイント。セクシーなシーンは殆どなかったけど、ストーリーは最高です。