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- 【ネタバレ】Second Chance Baby 3
- 翡翠 2022/06/16
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ヒロインに対して、あまりにも自己チューすぎるよなとか、面の皮厚いぜとか、言いたいことはいっぱいあるけれど、HQなのでハッピーエンドでよかったでしょう。原題が「Second Chance Baby」で、今回産まれて来てくれた子供のおかげで様々な点で「やり直しの機会」が与えられたわけですね。
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- 「愛したくないのに」関連作 3
- 翡翠 2022/06/05
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「愛したくないのに」関連作品。今作ヒロインと「愛したくないのに」ヒロインは親友であり、今作ヒーローは「愛したくないのに」ヒロインの兄。漫画化した著者は違い、「愛したくないのに」の方がゴージャスな印象。でも両方ともヒーローが傲慢すぎるね。
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- 【ネタバレ】かなり珍しい設定 4
- 翡翠 2022/04/26 このレビューを 4人の方が参考にしています。
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ヒーローが【元神父】だなんて、HQとしては、かなり珍しい設定だと思います。そして、クリスチャン人口が1%の日本で、【神父】と【牧師】の違いさえ分からない人も多い中、今作をわざわざ漫画化するのは、かなりのチャレンジです。二人の間にある【障害】が理解しづらいし、身につまされる感じもしづらいでしょう。結果、読んだ人の評価が厳しくなってます。私は今作を読んでとても興味深かったし、面白いものを読めた感が強いので評価4です。マイナス1なのは、私が思うHQらしさが少ない点ですね。
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- 【ネタバレ】「さすらいのプリンセス」関連作 3
- 翡翠 2022/04/26
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佐々木みすず 先生が漫画化した「さすらいのプリンセス」関連作のようですね。漫画化した時期がかなり違うので、とっさに関係に気づけず戸惑いました。ちなみに今作に出てくるジプシー女性が「さすらいのプリンセス」ヒロインです。いずれもヒーローが一般人なのが特徴。なので、プリンセスとタイトルにありつつも、あまりゴージャスじゃありません。また、今作ヒロインは無邪気すぎてイラッとしました。
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- 【ネタバレ】「夢見るプリンセス」関連作 3
- 翡翠 2022/04/26
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伊勢崎とわ 先生が漫画化した「夢見るプリンセス」関連作のようですね。漫画化した時期がかなり違うので、とっさに関係に気づけず戸惑いました。ちなみに今作に出てくるプリンセスが「夢見るプリンセス」ヒロインです。いずれもヒーローが一般人なのが特徴。なので、プリンセスとタイトルにありつつも、あまりゴージャスじゃありません。また両方読んでも、なお謎が残ってる感じです。
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- 【ネタバレ】狐につままれたよう 3
- 翡翠 2022/02/09 このレビューを 1人の方が参考にしています。
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以前、読んだことのある「扉の向こうの恋人」関連作なので読んでみました。まずは、すでに10年間も夫婦なのに、こんなに酷いボタンの掛け違いが起こるなんて信じられない。そして、かなりこじれたのに、いやにあっけない【ハッピーエンド】で終了するのも信じられない。狐につままれた感じですね。親友同士で、同級生になるように子供が欲しいと考えるのは、あるかもなと思う反面、現実はそう都合よく事は運ばないですよね。
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- 「出会いは真夜中に」 3
- 翡翠 2021/12/08 このレビューを 5人の方が参考にしています。
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そもそも原作は「出会いは真夜中に」のタイトルで発売され、村田順子先生が漫画化してるものです。しかも、村田先生の漫画の方はなかなかの高評価だし、今現在も販売されてます。それをわざわざ改題して、違う先生に漫画化してもらう意味がつくづく不明ですね。大人の事情で、村田先生のものが販売できなくなったんだったら分かるけどね。こちらの作品が悪いわけじゃないのだけど、普通すぎるかな。村田先生の方が、ヒーローの【バンパイア度】がすごいです。黒づくめですもの。
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- 「無垢を摘んだ皇太子」の関連作品 3
- 翡翠 2021/10/31 このレビューを 1人の方が参考にしています。
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「無垢を摘んだ皇太子」の関連作品です。なので、そっちを読んでからの方が楽しめるでしょう。同じ著者で漫画化もされてますし。「無垢を摘んだ皇太子」と比べたら、今作の方が普通だなという印象。
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- 「イヴが眠りにつくまで」 4
- 翡翠 2021/09/15 このレビューを 1人の方が参考にしています。
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レイントリーシリーズの「イヴが眠りにつくまで」を改題して(10年後)再販したもの。私はすでに「イヴが眠りにつくまで」を購入しているのに、こちらも購入しそうになりました。危ない、危ない…
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- HQらしくないヒロイン 4
- 翡翠 2021/09/11 このレビューを 2人の方が参考にしています。
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皆さんの評価がかなり厳しく、購入を躊躇した。今作の前日談である「吹雪のファンタジー」を既に読んでいて、その後の展開が気になったので結局、購入。早速読んでみたが、確かに今作ヒロインのやりようは責めたい気分になる。あとがきによると、漫画化した高橋先生でさえ、ヒロインの気持ちに納得いかず手を焼いたらしい。「原作に無かった理由」を加えて、完成させたそう。おそらくこの部分かなと思われる「原作に無かった理由」を読んで、ようやく納得がいった。HQのヒロインらしくない後ろ向きなタイプではあるけど、こうなってしまう気持ちは少し分かる気はする。話の内容も絵もごちゃごちゃしたイメージは残るけれど、漫画化が大変だったろうことを加味して評価4。
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- 漫画化には向かない? 3
- 翡翠 2021/08/21 このレビューを 6人の方が参考にしています。
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「 残酷な嘘」「 緋色のレディー」 「 かりそめの結婚」の三部作。それぞれのヒロインたちが、新聞に掲載された尋ね人の欄をきっかけに、カリブ海に浮かぶ島・セントルシアに渡るが…というシリーズ。HQらしいロマンスとは別に「出生の秘密」も描く必要があるのでややこしく、漫画化には向かない原作なんじゃないかなぁと思う。
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- 「ながらくアシスタントとして作画を支えていただいておりました。」 4
- 翡翠 2021/05/21 このレビューを 9人の方が参考にしています。
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「炎のドレスの誘惑」(岩崎陽子)⇒今作⇒「愛と気づくまで」(麻生歩)⇒「ティアラよりも輝く日」 (岸本景子)の順番ですね。「炎のドレスの誘惑」で死亡とされていた妹姫が生きていたことに驚きました。何人かの方々がレビューで触れているように、確かに岩崎先生の絵と似てます。岩崎先生のインタビューで今作著者を「友人であり、神がかり的なデジタルスキルでながらくアシスタントとして作画を支えていただいておりました。」と話しており、暗に似てる作画を認めています。二人の間に作画に対するわだかまりがなければ似ててもいいんじゃなかと思います。私は岩崎先生の絵が好きなので、著者の麗しい作画も好きですし、全然気になりません。内容は「炎のドレスの誘惑」がドラマチックだっただけに、今作は受け身な感じで、比較すると地味かもしれません。ただ続編だからこそ、二作品を合わせて読むといろいろ感慨深いものがあります。岩崎先生と絵が似てることも、続編なのでかえって違和感なく読めます。欲を言えば、「愛と気づくまで」と「ティアラよりも輝く日」も岩崎先生か、安倍沙槻 先生に描いてもらえたら、もっと違和感なかったんですけどね。
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- 【ネタバレ】愛を運ぶ遺言 シリーズの1作目 4
- 翡翠 2020/12/28 このレビューを 2人の方が参考にしています。
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愛を運ぶ遺言(ジャロッド・リゾート) シリーズ1作目です。今作以降も「せつない恋の忘れかた(星野正美先生)」「愛しているとささやいて(檀からん先生)」「ボスと秘書の危険な関係(汐宮ゆき先生)」「残酷な求婚(宗真仁子先生)」「プレイボーイに首ったけ(中山紗良先生)」とすべて漫画化済で、なぜか今1作目と6作目だけは同じ漫画家さん。今作のヒロインは「ジャロッド家の隠し子」なので、かなり波乱ありかなと思ったのだけど、それほど揉めませんでしたね。原作はどうなのでしょう?ヒロインはなかなか気が強い女性で、これまでかなり色々頑張ってきたんだなぁと感じます。ヒーローはシングルマザーに育てられた一人っ子で、ひたすら勉強や仕事に奮闘してきた気配りの人。他のHQヒーローたちと比べると地味かつ気弱かな。二人ともずっと気を張って生きてきた中、惹かれ合い、お互いがお互いの心の支えになる姿は微笑ましかったです。
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- なかなか良い話ですけど… 3
- 翡翠 2020/12/27 このレビューを 7人の方が参考にしています。
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チャンドラー家の3姉妹と、モントローズ家の従兄弟たち3人を描く Baby Business シリーズ1作目です。2作目「億万長者の献身」(Bound by a Child)はまだ漫画化されておらず、3作目の For Her Son's Sake は現状では翻訳されてません。今作の内容はHQによくあるシークレットベイビーものです。ヒーローが独身主義者と言っている割に、子供がいることが分かるとすぐに完璧な良きパパになるところが、うれしい点であり、あっけなさすぎな点でもありますね。期待してたほど、印象に残る話ではありませんでした。
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- 【ネタバレ】サマーヴィル家のシリーズ4作目 4
- 翡翠 2020/07/18 このレビューを 2人の方が参考にしています。
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サマーヴィル・シリーズ4作目です。シリーズの1作目、3作目の小説は電子書籍で読めなさそうですが、1~3作目までを篠崎佳久子 さんが漫画化(愛のサマーヴィルシリーズ)しているので、そちらを読むとよいでしょう。今作は1作目「夢見た騎士」のH/Hであるルーワークとガブリエル・ド・ローランの娘、キャサリンがヒロインです。漫画を読んでからの方がイメージしやすいかもしれませんね。ヘタレのヒーローにイライラしますが、まぁまぁ読みやすいです。
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- 疑惑のジュエリー・シリーズ最終巻 3
- 翡翠 2020/05/17 このレビューを 4人の方が参考にしています。
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「十日間だけの花婿」「悩める愛人」「百万ドルの償い」「ダイヤモンドは誰の胸に」「唇の刻印」「忘れじの舞踏会」と続いた疑惑のジュエリー・シリーズ。すべての漫画化が小倉つくし先生というのも、実は結構すごいことなんですよ。原作のシリーズ自体、別々の先生の競作でしたしね。2014年から2016年まで漫画化に時間がかかっているのですが、その間、それほど評価が高いとは言えず。メンタル的にも大変だったろうなぁと推察します。まぁ、それはさておき、今作の内容自体は、私にはあんまりすっきりとはしませんでした。そもそも1冊の中に復讐劇とH/Hの恋愛模様の両立は、どちらも不完全燃焼って気がします。そしてヒロインを11年もの間、中途半端な状況で放置、その後もうだうだ状態。いい加減、読んでるこっちが疲れました。何か物足りない気持ちで読了しました。
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- 【ネタバレ】「シークへの贈り物」関連作品 4
- 翡翠 2020/03/15 このレビューを 8人の方が参考にしています。
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今作の後に、双子の弟がヒーローの「シークへの贈り物」と続きます。両方、碧ゆかこ さんが漫画化。まず今作はヒロインが素敵な方。志高く、命を張って、医療支援している。ヒーローもシークの割に偉そうじゃない。一目惚れじゃなく、二人の心がゆっくりと近づいていくのもいい。ただ後半は少し駆け足かな。
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- つくづく不器用というか…… 4
- 翡翠 2019/12/01 このレビューを 21人の方が参考にしています。
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桜屋響さんが好きなので購入。トラウマの強い、かなり不器用なヒーローと、前向きなヒロインのお話です。なかなか素直にならないヒーローには、少しイライラしました。その後、素直になってよかった!と思ったら、こんな行動を取るとは、つくづく不器用というか、相手の気持ちをわかんなヤツというか……。それでもまぁ、ヒロイン一筋の実直な男性だし、プロポーズもカッコいいので許せますね。ちなみに、今作はモンテドーロ公国のプリンスたちの恋物語シリーズ(Bravo Royales)としては2作目です。「王子と孤独なシンデレラ」「情熱の結晶と愛なき婚礼」「無垢な天使の祈り」「砂の城のシンデレラ」で、漫画化は2作目まで。後の2作は今のところされてません。
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- 【ネタバレ】「ベイビー・アクチュアリー」に改題 3
- 翡翠 2019/08/26 このレビューを 9人の方が参考にしています。
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今作は「ベイビー・アクチュアリー」に改題したものも同時に存在しているので注意!しかも、そちらの名前で漫画化までされている。漫画が気に入ったので原作も読んでみたけれど、漫画の方がよかったかも。割に深刻な問題も唐突に解決されてしまっていたり、物足りなく思うこともあった。もっと深めて、盛り上げて、心にぐっとくるような展開にできそうなのだけど、そうはならないんだよね。もったいないな。
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- 「砂の魔法」関連作 4
- 翡翠 2019/08/10 このレビューを 3人の方が参考にしています。
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今作と同様に碧ゆかこさんが漫画化した「砂の魔法」の関連作(その後)です。「砂の魔法」のヒロインはとても心が強い素晴らしい女性でしたが、今作のヒロインもなかなか格好いい女性。まぁ、親友どうしですから似てるのでしょう。最後の方でちょっとモヤっとする感じが残りますし、そもそも妊娠してなかったら二人はどうなってたんだろう(だって避妊してての妊娠ですよ!)と考え始めてしまうので、評価マイナス1です。
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- 全体的にとっ散らかってる印象がぬぐえない 3
- 翡翠 2015/01/01 このレビューを 17人の方が参考にしています。
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絵は嫌いじゃないし、なかなか面白そうな話なのだが、エピソードの取捨選択やストーリーの組み立てが悪いのか、全体的にとっ散らかってる印象を残す。ところどころ妙にふざけたシーンや表情を取り混ぜているのも、今作の場合には逆効果かつ中途半端で、嫌な感じにしてしまっている要因かもしれない。残念だし、惜しいよね。同じ家で育った幼なじみで初恋相手という設定、とても好きだし、ワクワクするのだけど、そのエピソードはほとんど描いていないのも不満。結果、現在の主人公たちの突飛な行動に説得力が足りない感がある。
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- 主役たちよりも… 3
- 翡翠 2015/01/01 このレビューを 10人の方が参考にしています。
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ヒロインは10年前の14歳の時も、24歳である今も顔がほぼ一緒だし、体型も同じよう。大人っぽい恰好をしたら別人のようになったが、多くの男性の目を引くようなセクシーさは感じられず、身体のバランスが不自然、納得がいかない。「悪魔を愛したら」の絵のほうが、まだ違和感なかったかもしれない。今作の唯一の収穫は脇役であるマディーが個性的で魅力があったこと。調べたら、このマディーがヒロインのスピンオフ作品「運命の夜に」がすでに漫画化されており、私は読書済だった。今作も碧ゆかこ さんに描いてもらえたら、もっと評価された作品かもなぁと残念には思う。
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- 大人に見えないよなぁ 3
- 翡翠 2015/01/01 このレビューを 15人の方が参考にしています。
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原作はテンプテーションで、おそらく情熱的な描写が多いはず。それを、王道少女漫画家の折原みと さんが描くのはどうかなぁ。著者のこと嫌いじゃないし、才能豊かな方だけど、ハーレクインには合わないかもしれない。今作の場合、ヒロインが25歳に見えない上に、「見たこともないほどセクシーな男性」「夢の中から出てきた王子様のようにすてきな男性」と評されるヒーローが魅力的に見えないのは残念。そして、悪役のほうがかえって王子様に見えてしまうのは…ちょっとまずい。
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- 愛している、愛してない?! 3
- 翡翠 2014/12/06 このレビューを 17人の方が参考にしています。
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子供ができたから結婚しようとプロポーズするが、愛してると言ってくれないから結婚できないわとヒロインが主張する定番ストーリー。自分が「察する」という文化を持つ典型的な日本人なもので、こういう話にはすぐにどうでもいいじゃんと感じてしまう。だって、明らかにヒーローもヒロインのことを愛していることがダダ漏れ。そもそも「愛し、愛されている」という感覚は目に見えるものじゃなく、イメージの中にあるもの。口で言うことは確かに大切だけど、表し方はそれだけじゃないのになぁと無性にむかつくのです。それに、いったん結婚しておいて、やっぱり無理だなって考えたら、離婚して慰謝料と養育費をがっぽり取ればいいだけじゃんと、ずるい自分は現実的に考えてしまうのです。要するに、著者にはこういう話よりも、もっと描いてほしい話がいっぱいあるのにもったいないなぁというのが結論。
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- 作者の絵には髭が似合わないよなぁ 3
- 翡翠 2014/12/05 このレビューを 23人の方が参考にしています。
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内容としては、HQではよくある話、また絵は私も唇は気にならないので全般的に好きな作者ですね。ただこの作者のシーク男性は時に髭を生やしていますが、とんがったあごとあまりにも似合わない。髭を生やすのはイスラム国の男性としては当たり前。そのへんをこだわってる作品が少ないだけに作者の熱意には感動するが、絵にすると違和感ありすぎなのは残念。あと、なぜだか「続き物」扱いになってないのももったいないよね。HQでシークものがなぜ人気かというと、やはり異文化へ憧れを抱いている人が多いせいでしょう。ダナエさんのように捉えている人が多かったら、シークものジャンルはとっくに消えている。ましてや我が国・日本はイスラムとの直接的な関わりが西欧諸国よりもない。残虐な部分を切り離し、夢だけを見ることが可能な国民と言えるかもしれません。(加えて、レビュー欄にそんな要望を書いても、HQ社の人たちは読んでないよ)
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- 【ネタバレ】愛してると言わないと… 3
- 翡翠 2014/12/01 このレビューを 11人の方が参考にしています。
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HQでお約束、「愛してる」と言わないと結婚できないわと駄々をこねるお話。しかもヒロインは、ヒーローは自分を愛してるとすでに確証しているらしい。ヒーローが自分のことを愛してるとわかれば、言葉で言おうが言うまいがどうでもいいと思うんだけどなぁ。そこが西洋人との感覚の違いなのかな、理解不能。そもそも「愛」なんて、これからの人生共に生きて、一緒にさらに大きくするもんでしょ。以前愛した女性がいるから、君を愛せないって、「愛」ってそんなにちっぽけなものではないはずだし。よくわかんない…
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- 【ネタバレ】いい人すぎるヒーローは… 3
- 翡翠 2014/12/01 このレビューを 11人の方が参考にしています。
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ヒロインに一目ぼれして、結婚を申し込み、ヒロイン甥を引き取るために奔走するヒーロー。著者が後書きで書いているように「いい人ヒーロー」なのですが、胡散臭くて私はどうも好きになれない。案の定、以前は女癖悪い、問題あり男性だったらしい。それが改心してこうなったそうだが、現実社会なら未来永劫浮気をしないなんて到底信じられないだろうなぁ。HQの夢の中だからいいけどね。著者のこれまで描いた「やや難ありヒーロー」のほうが人間臭くて、私はまだ好きだな。
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- 前半は大好きなんだけどな 4
- 翡翠 2014/11/03 このレビューを 11人の方が参考にしています。
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前半は、主人公二人が惹かれあっていく姿をじっくり描いており、読んでいるこちらも幸せになった。それだけに、後半の気持ちのすれ違い部分がなぜこうなったのか、こんなに残酷なのかに私の心が追い付かない。一見、非の打ちどころなく、他人に優しく、悩みもないようなヒーローに、今も癒えない心の傷があることは、ストーリーに深みを与えている。それで臆病になることもわかる。でも、やはりあの態度はどうなんだろうねぇ。原作もあれほど非情なのだろうか?心理学者らしく、もっと冷静な対応ができなかったのだろうかと考えてしまう。
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- あと、もう一匙… 4
- 翡翠 2014/11/03 このレビューを 13人の方が参考にしています。
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あと、もう少しエッセンスがふりかかれば、良い作品になりそうなのになぁ。ヒロインの元婚約者があまりにも酷いヤツであることは別にして、なかなか魅力的な登場人物たちだし、後味も悪くない。でも、単純にそれだけという感触を残してしまう、もったいない作品かな。最後がヤマで、もっと盛り上がっていいんだろうに、なんか印象に残らないのはなぜだろう。Fall in loveの瞬間を描いてくれたら、ハッピーエンドの説得力も増したかもしれませんねぇ。ヒーローは最初から最後まで冷静で、余裕綽々の雰囲気を崩さなすぎです。せっかくなのだから、恋の駆け引きでワクワクさせてもらいたいもの。ちなみに、ヒーローがヒロインに興味を持ったのは再会時だったみたいです。10年前はあくまでも「大切な人の家族」の域を超えず。ロリコンの気は全然ないようです。
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