けれど波瀾万丈は期待できないのが、ちょっと残念。 契約結婚や便宜的結婚に、双方の子供が関わってしまうとそれも無理がないのかな？ パターン過ぎて寂しいですけれど、著者の大人の絵がシックで素敵。 お義母さま（そう呼びたい雰囲気！）が、キーパーソンでとても魅力的でした。

高田先生の作品は初めて読みましたが、妙にハマってしまいました。 話の設定はありがちと言えばありがちで、描き方によってはもっとドロドロになりそうなところを、絵柄のせいかヒーローもヒロインもまわりのキャラも（笑）妙にさっぱりしています。モノローグというのか、登場人物の心の声が効果的なのかも。 もちろんハッピーエンドですが、最後の最後までセリフがとてもいいです。

このレビューには作品の内容に関する記述が含まれています。

興奮すると耳、爪、牙が出るヒロイン・・かわいい❤ でも人に向けてダーツをしてはいけませんね～。あぶないでしょ。すぐカッとする子供っぽいヒロインの反対にいつも冷静沈着なヒーローは大人なイメージで素敵でした～。

表紙を見た時に、うーんこの絵じゃどうかなぁと思ったのですが、中は素晴らしい作画！ メナちゃんも飛び切り可愛いし、ヒーローの弟達もそれぞれ魅惑的。 この国の継承順位が良くわからなかったのですが、国王が布告を出す前は、王族の中の候補で最年長者が一番なのでしょうか？ 伯父である国王には実子が居ないとか？？ 細かい所が気になってしまって、のめり込めませんでした、残念。

そして、大きすぎる問題に直面して、驚き、うろたえ、傷つくと、それに打ちのめされ呑み込まれない為に、溺れて腐って屍(生きても死んでも)と化さない為に、結局は自分達の出来る範囲で、自分達の出来る事から、一つずつ一歩ずつやっていくしかなくなる。男性主人公･カリムも、ﾋﾛｲﾝ･リンダも、そうなのかもしれません。自分達の小ささを、自分達を取り巻く世界の大きさを、身に染みて思い知らされながら。それでも、自分達の和解(？折り合い？･･･いや、寄り添い、求め合い)と、その自分達の小さな幸せが押しつぶされないように、そして、その幸せが少しずつでも周りに波及していくようにと、祈りながら。願いながら。足掻きながら。(逆にこの困難で、二人の絆はより強まったとも見られるのでしょうか。) 血、民族、宗教。極めて難しい問題です。(それをﾊｰﾚで書く原作者も、ある意味すごい？)でも、ﾊｰﾚを通してでも、こういう問題が世界には長々と横たわっていると、“知る”だけでも、何か一つの一歩になるのかもしれません･･･。本当に、重い問題ですが。(ﾗｽﾄﾊｯﾋﾟｰｴﾝﾄﾞ原則のﾊｰﾚでは、これが落とし所、というか、限界なのかもしれません。)

健気なヒロイン、カッコ良すぎるヒーロー、心から尽くしてくれる従妹夫婦。 他の登場人物も個性豊かで、それを著者が見事に描き分けています。 これ一冊で、お試しコースにチャレンジした甲斐がありました。 最後にプロローグのオマケがあったのも、得した気分です。 従妹夫婦にも結ばれるまでもドラマがありそうなので、こちらのお話もぜひ読んでみたい☆

このレビューには作品の内容に関する記述が含まれています。

リングレ作品の王道です。。(笑）原作も買って読みました。もうヒロインに感情移入して泣けちゃいます。早く自分も愛してるって言ってくんないかなとヒーローにじりじりさせられました。麻生先生が上手くまとめてありますよね。パックに入ってるとついつい読んで泣いてます～ww

絵については賛否両論、好き嫌いが分かれると思いますが、わたしはこの作家さん好きです。ヒーローもヒロインにメタぼれだったんですね。しかも丸わかりで、面白いお話しです。短いながらよくまとまってると思います。リングレ作品としては、珍しいくらいヒーローがいい人ですね(笑)もう一つのお話しの方がホント面白いですが。。

最後のほうにヒロインが自信の生い立ちについて話しますが、あまり詳しい事はふれてないですね。プロポーズはロマンチックに仕上がってましたが、最後が何と無くエッこれで終わりと思いました。全体的には興味深く描かれていたので、星四つにさせてもらいました。

綾部先生はリングレアムの話をわりと忠実に再現しようとしてますよね。ただ、絵がやさしげなので、ヒーローがわりと嫌味な奴になりがちですが。原作をよんでこれを読むとかなりおぉと思います。傲慢を補うくらい男性的な魅力って漫画じゃむずかしいですよね。この漫画が買いかどうかときかれたら、立ち読みじゃ気になりすぎて買わずにいられないでしょ。と遠まわしな意見かな。

コマ割りがかなり小さく文字も多く、読みづらいです。ストーリーは面白いと思うのですが、チマチマしたコマにキャラが押し込まれており、いかんせんセリフが多すぎて、読みにくさに邪魔されて話に入り込めませんでした。セリフがずっと説明口調なのでキャラの感情が伝わってきません。雄大なはずの景色や建物もかなり小さくて、せっかくきれいな作画なのにもったいない。

楽しく読ませてもらいました。前の旦那に弱みを握られているからって、ヒロインは前の旦那に離婚後もコントロールされていたけど お隣の王子様ことヒーローが現れてヒロインを救ってくれた。本当の話ならこんなには楽しくないのでしょが、また橋本さんの上手さで面白おかしく嫌な前夫も笑えました。

ジャンヌダルクのタイトルに違わぬ「慈愛」と「凛とした強さ」を持つヒロインが好きです。　　碧先生の画は気品があって美しいのでとても良くあっていたと思います。

翡翠さんの『登場人物たちの行動に納得がいかない点が多すぎて、話が上っ面にしか感じられない。嘘っぽい！』にすっごく同意見！あり得ない設定と一人ひとりの感情が分かりにくい。特にヒロインの兄の行動は摩訶不思議??　王女を略奪って死罪に値するよね？妹を置き去りにする？？

この話の設定ではヒロインはシンディークロフォード以上にセクシーで魅力的なようなのに、この絵では納得できません。男性にはもてるようなのに、もうちょっと綺麗に書いて欲しかったな。性格は自由奔放に描かれていて、そういう人なのでしょうが。確かになにも深く考えなしで何でも行動してしまうので、他の方のレビューではヒロインは嫌われているみたいですね。話がそういう設定ならしょうがないですが、絵は何とかして欲しかった。

お話は三種三様ですが、おやじさまのセリフが一番効いてるこのお話にレビュー(笑)切り抜けろはないわ＾＾かっこよすぎ。

ヒーローは結構なヘタレ・・。自分はいろんな女性と付き合いながらも父親が浮気したことを10何年も恨み続けているなんて結構な引きずり男?!　この話は女性が魅力的！特にヒーローの母のコメントは素敵なものが多かったです❤

どうしても映画のトワイライトのイメージに似すぎている。話はまったく違うとしても映画のトワイライトを意識して描いたような話。どっちが先なのかは解りませんが。英語のタイトルまでトワイライト　ハンガーですと？私はトワイライトのファンではありませんが、親戚の娘に言わせるとパクリだそうです。あまりにもバンパイアの物語が後を続いて、もう止めて欲しいです。著者さんにも全然関係ないですが。

ヒーローの気持ちの移り変わりや違った態度に振り回されているヒロイン。中近東にはこういった気性の激しい訳の解らない人が多いのですか？確かに生活環境の違いや文化の違いで考え方は異なるのでしょうが、近代教育をイギリスやアメリカなどに留学をして学ぶような人たちなのに。やはり文化の違いは大きいのか。絵が子供っぽいとかいうよりも、ヒーローが良くわからなかった。

初めのページから、ヒロイン兄の顔にびっくり！ヒロインあんなに美人なのに（笑）動物達に囲まれてる図が可愛い♪ 猫ちゃんがドレスを汚してしまったり、ヒーローの会社に殴りこみに行ったシーンとか、所々のギャグに思わず笑ってしまいました。 かと思えば、お父さんとのシーンではホロリとして、私はとても楽しめました。 ありえないハッピ－エンドもHQならありです＾＾

このレビューには作品の内容に関する記述が含まれています。

昔の「りぼん」「なかよし」の世界ですね・・・絵が稚拙、構成も盛り上がりがないし、多分他の作家さんだったら違う作品になったでしょうね。編集の方はどんな尺度でこういう作品をデジタル化するのでしょうか？

どちらかと言うとヒロインのほうがかっこよかったです♪　シングルマザーの環境でもきちんと仕事を得て自立した女性と言うのがよくわかりました。それに比べヒーローは所詮お金持ちのおぼっちゃまって感じでしたね・・。

シークものは好きですがこのシークは特にかっこいい❤　そっとヒロインの弱点を見抜いて支えてくれたり、いたわってくれたりするさりげないやさしさがドストライク♪　またオイルマッサージなんて・・結構大人なHQですね～。

このレビューには作品の内容に関する記述が含まれています。

このレビューには作品の内容に関する記述が含まれています。

容姿OK、家庭環境に恵まれ、仕事も出来て、包容力あり、武術もできながら、スイーツ好きのお茶目さ、完璧です。 ヒロインをあそこまで狙う犯人の動機がイマイチ納得できませんでしたが、ヒロインの封印された記憶は切なくて、このヒーローと一緒になれてホントよかったね～と思いました。

ヒーローの度量が男前すぎてほれぼれしました。ヒロインの過去は、この時代この境遇の女性には人生を奪われたも同然だったのでしょうね。いいヒーローに出会えて本当に良かったね。。。重すぎるテーマですが、ヒロイン、ヒーロー、そして家族まで、細やかな心理描写が迫ってとても感情移入して読めました。