評価が低いので期待せずに読んだら思いのほか面白かった。多分本当に勢いだけで一夜過ごした二人が予期せぬ妊娠、婚約から男女として惹かれ合っていく気持ちの変化もよく伝わってきたし、ヒロインがバラグーダと呼ばれるだけあって自分の欲しいものを自覚したら変に周りに配慮したりグダグダ悩まず真っ直ぐに手に入れにいく性格なのが爽快。絵もサッパリしていて好みです。妹達のお話もありそうと思ったら、「危険なプロポーズ」が王位継承権第９位の話。何作あるんだ。

村田先生のヒストリカルなので期待して読みましたが期待以上の面白さでした。 ラストまでハラハラドキドキの展開で、作画も見惚れるほど美しく、全ページ楽しめました。クズ中のクズだった義兄の行く末もしっかり描いてくれたのでスッキリ！！ しかしあんな仕打ちを受けてるのが明らかになっても周りが手出しできないのだとすると、後見人制度怖過ぎだわ…。

いやー、最後まで傲慢度フルスロットルなヒーローだったけど、「ふっ、かわいいもんじゃない」と思えたのは私の女性熟成度が高い訳ではなく、ひとえにまりと先生の技量の為せる技だったと思う。執事に矛盾点をズバリ言い当てられて赤面したり、弟の真実を知って涙したり、傲慢な態度の合間にもヒーローの魅力はしっかり描かれていたので、ヒロインに対するひどい態度にイラッとしつつも憎めなかった。それにしたって「舐めろ」はかなり衝撃的だったけど、それもあとがきの情けない姿でチャラになりました。あとがき含めて良い読後感。

奇跡とも言えるオチで現実味はないけれど、とても素敵なハッピーエンドでした。HQにはこういうドラマチックな優しい奇跡を求めているので大満足。幸せな読後感。オチがわかったところでまた読み返すと、ヒーローの優しさがよくわかる。絵もとてもキレイ。何百作と読んでいてもカナダが舞台の作品に何故かなかなか巡りあえないので、舞台がBCなのも個人的にポイントが高かった。

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この時代のヒストリカルのあまりかしこまり過ぎていない少し粗野な感じが大好きです。作品を通してヒロインとヒーローは結構キツイ言葉で罵り合いますが、その最骨頂が相思相愛になった後の出産シーンだったのが予想外でなんだかハマってしまいました。最高。結婚しているのにお互い素直になれずなかなか結ばれない２人の関係が徐々に変化していく過程も上下巻なのでしっかり描かれていて、大満足な読後感の作品でした。

初めはウブだったのに豊富な知識を身につけ突っ走るバージンヒロインにタジタジの経験豊富ヒーロー、クライマックスはどっちがバージンだかわからなくなる展開で面白かったです。楽しいラブコメ。

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王道ですねー。賢くて愛情深いヒロイン、愛を信じないヒーロー、わかりやすい悪役。大活躍の子供達もかわいくて、楽しく読めました。「仕組まれた縁組」の二人の変わらず仲睦まじい姿も見ることができてよかった。中村先生のヒストリカルはハズレなしだと思っています、安心して読める。

おバカな俺様ヒーローであればあるほど、最後にヒロインに愛と許しを乞うシーンでキュンときてしまうわー。このヒーローのヒロインへの仕打ちはとことん酷かったからこそ、ラストの改心っぷりの振り幅でトキメキ度数も高かった。岡田先生の描き方なのか、どんな仕打ちにも愛で応えるヒロインの懐の深さのおかげなのか、身勝手なのにどこかかわいいと思わせられるヒーローだった。

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ヒロインが本当に妖精みたいに純粋で可愛らしくて、お騒がせ娘のパブリックイメージにも負けずに恋も仕事も一生懸命がんばる姿は応援せずにいられませんでした。傷付いて涙してるシーンは胸が痛かったです。ヒーローもヒロインに対する厳しい言葉とは裏腹にメロメロな心の声が微笑ましかったし、心の声に素直になってからの行動はヒーロー！って感じでカッコ良かったです。ピュアでかわいいカップルだった、お幸せにー！

ベッドのお相手は３人って。そんな愛いらない。ヒーローのヒロインへの気持ちと事情はわかったけど、それで愛人作ってたなんてなおさら許せないわ。

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ヒロイン、愛されていないと頑なに思い込むところがほんと厄介だったけど、王子様とのハッピーエンドを夢見る可愛らしい性格のおかげかあまりイラっと来なかった。初めて胎動感じた時にヒーローと分かち合いたいと涙したシーンは胸がきゅっとなりました。ヒーローは頑なに結婚を拒否してくるヒロインに対して終始紳士的な態度で完璧な王子様で素敵だった、肝心の「愛してる」を伝え忘れていた以外は。そりゃすれ違うよねー、プロポーズとアイラブユーはワンセットですよ！３部作どれもヒロインは可愛らしくヒーローはカッコよく、ロマンチックで夢があるストーリーでとても良かったです。山本先生の作画がとにかく好みで大好きなので３作品とも先生の作画で読めて大満足！

こんな情緒不安定なヒーロー初めてかも。ヒロインも何したいのかわかんない振り回し系ヒロインだし。月額コースに入ってたから一応サラッと読んだけど、なんか疲れた。「読者評価セレクション」って高評価とは謳ってないもんね、低評価も含むのか。トリッキーだな。

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お互いずっと忘れられずに想いが途切れることはなかったようなので、結ばれたときは心からよかったね！と思えるハッピーエンドだった。お互いまだ28だし、やり直すには全然遅くない。 ヒーローの辛気くさい姿がとてもツボでした、かわいい。家政婦さんGJ!!

強くて明るくてまっすぐで、ほんとに素敵なヒロイン。 こんなヒロインと出逢えてヒーローは幸せ者だよ、全てが奇跡ねー。 全てを悟ってフランスに会いに行ってからのヒロインの覚悟と愛に胸が熱くなった。 これはまた繰り返し読まなくては。 これまで読んだ友井先生の作品の中で一番見た目が好みなヒーローだったのもポイントが高いわ…。

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つい最近までイトコと不倫関係にあったのがなんだか生々しくて、序盤からヒーローへの嫌悪感がすごかった。しかもそのイトコと間違えて夜這いかけられた挙げ句強制結婚なんてヒロインが不憫過ぎて、「このヒーローとハピエンなんてなー」と思ってたけど、その後の展開は結構良くて引き込まれました。もう一度読みたいと思った。

元々付き合っていた時にヒーローはヒロインにプロポーズしていたのに、彼の「子供はいらない」という言葉を真に受けて妊娠も告げずに別れたヒロインもどうかと思う。状況がややこしくなったのは、むしろヒロインのせいな気がするわ。わけわからん遺言が一番悪いけど。

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6年前の別れについて明確な描写がなかったので、兄の元婚約者のスキャンダルは関係あるのかとか、使用人のヒロインに対する冷たい態度の理由とかよくわからなくてモヤモヤが残った。妊娠をきっかけにヒロインが理由も告げずにヒーローの元を去ったとかなのかしら、もうちょっとはっきり描いてほしかった。

ヒーローの一人称が「おれ」なのがとてもキュンときました、ひらがななのもカワイイ。部下まで敬語でも「おれ」なのにこだわりを感じた。ヒロインが警護を振り切って国王に平手打ちしたり、暗殺されかけた事のある国王がヒロインと二人きりの密室で自ら取調べしたり、身重なヒロインが砂漠を越えて友好関係にない他の部族を訪問したりと、「情勢が不安定な国という設定は！？」と思う場面が結構あったのがひっかかったけれど、全体的に楽しく読めました。ヒーローもヒロインもかっこよくて、TPOに合った二人のファッションも素敵でした。