ヒーローもヒロインも素敵だしとってもいい話で、じーんときたんだけど、周囲の両親、元婚約者をどうやって乗り越えたんだろうか、最後のページになる前に何があったんだろうとか、二人はこの先大丈夫なのか・・・って・・・心配症ですね。

ハーレクインのコメディもいいものですね。ヒロインがちょっと天然？だけど、最後はお互いの気持ちに気づけてよかった。それにしても、トーマス・・・本当にいい奴です！別れのシーンはちょっぴりじーんときました。

橋本先生、大好きでほとんど全部読んでいますが、ハーレ初期の作品なのでしょうか、最近のとは画の雰囲気もお話の進め方もちょっと違います。回転の速い展開なのに、あまり盛り上がらずさらっと流れていく感じ。原作を知らないので何とも言えませんが、いろんな要素が詰め込まれすぎているようにも。でも、官能的なシーンは詩的で、とても素敵でした。

あとがきにもありましたが、ヒーローとヒロインの年齢が40歳と33歳くらい。大人の恋にJET先生の絵が合っていたと思います。ヒーローは割と普通にいそうな人（ヒロインのほうがCEOでお金持ち）ですが、魅力的な姿に描かれています。若い時の二人がかわいい。特に同世代の読者には共感できる話なのでは。

登場人物が多いけど、一人一人が一生懸命で、無理な設定もなく最後は大団円。120pのコミックなのに読み応えたっぷりでした。わだかまりのあった兄弟も和解し、みんなが幸せになって本当によかった。ヒロインも芯の強い女性。ファッションも素敵。橋本先生には、またこういうほのぼのした話を描いてほしいです。

全体を通じてヒーローとヒロインがやたら叫んで、激しいやり取りをしているという印象。読んでいて何となく疲れました。二人ともエネルギーありますね。もう少し落ち着いて、話し合って・・・と言いたくなりました。ぽっちゃりさんの設定のヒロインが綺麗に変身し、ヒーローが焦るのはほほえましかったです。

世界を股にかけるヒーローとヒロインが出てくるスケールの大きな話です。この漫画家さんの絵柄は、スパイものとかこういう物語がよく合ってると思います。こんな忙しい二人、手のかかる赤ちゃんを本当に育てられるの？と心配してましたが、ちゃんとシッターさんがいたんですね。

前世の二人が悲しい最期になってしまったので、（わかっていても）現代の二人がハッピーエンドになって本当によかった。作者の絵は現代風で、ヒーロー＆ヒロインがちょっと若く見えてしまったのが残念だったかな？冒頭ヒロインがグリフィンとどうして付き合って（？）いたのかが謎。

ヒーローはなぜあそこまでヒロインにベタぼれなんでしょう？？一目ぼれって言ってますが、そこだけが疑問に。確かにヒロインかわいくて性格もよくて・・・でももう一つ何かあると説得力があるのですが。その他は、ヒーローかっこよくて、これぞハーレクインって感じでした。

デボラ・シモンズは中世物しか読んだことがなかったのですが、リージェンシーも面白かったです。ヒロインの服装や髪形が可愛いし、ヒーローの黒い髪と黒い服もカッコいい。早く続きが読みたいです。ヒロインの推理、当たるのでしょうか・・・？

まず、１５才で大変なことがあっても、その後がんばって３０才の自立した女性に成長していたヒロインの精神力がすごい！少年の頃の純粋さをなくしていないヒーローもカッコいい。最後に、ヒロインがもらった、失われた年月の分のブーケに感涙しました。ハート５です！

病気の妹の治療費のために父親くらいの年の人と結婚するヒロイン。妻としてがんばろうとする姿が健気です。ヒーローがだんだんひかれていく様子が丁寧に描かれていて、納得いくものでした。碧ゆかこ先生の中で一番好きな話かもしれない。

ほとんどヒーローとヒロインの2人しか出てこないので、一見地味ですが、いい話です。ヒロインは健気でかわいいだけでなく、母性愛があるんですね。2人がそれぞれが持っていなかったものを与えあって一つになっていく・・・ヒーローがお金持ちで設定はハーレクインだけど、現実に近い感じのお話でした。

レイエスはこれまでの2作でもう少し短い髪で、それが良かったのでちょっと違和感がありました。マドックス、ルシアン、サビンは外見が一致していて読みやすかったです。藍まりと先生の絵はかわいらしいので、アクションは意外でした。コミカルなシーンがあって面白かった。

映画「旅情」を思い出させるストーリーと風景で、初めて読んだのに懐かしい感じが・・・。でも映画と違って最後はハッピーエンドで、何だかうれしかった。